WORKS
ウエダ本社リニューアル vol.1 – しらべる〜えがく –
社名 | ウエダ本社 |
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概要 | 2015年8月から2016年8月までの約1年間にわたり、自社リニューアルを行いました。 |
URL | https://www.ueda-h.co.jp |
ウエダ本社では、2015年8月から2016年8月までの約1年間にわたり、ウエダ本社メソッドを実践し、自社リニューアルを行いました。
ここではそのプロセスと結果を解説します!
全体の流れ
2015年の8月にプロジェクトを始動し、約1年かけてリニューアルを行いました。
現状の課題と将来像
各プロセスの中で社員の思いや課題と今後あるべき姿が洗い出されていきました。
1.しらべる
現状の働く場・働き方の課題・改善点について調査するフェーズ。以下のようなものをはじめ、164の課題が挙がってきました。
- なかなか集中できる場所がなく、業務効率が悪い。
- 6階の打ち合わせスペースが足りない。
- セキュリティが甘い。
- 個々の暗黙知は多いものの個人商店化していることがわかる。
- 書類やデータの場所が個人での管理になっている。
- 5階に降りてくる人が決まっている。コミュニケーション不足。
- フリーアドレス制なのに、固定席化してしまっている。
2.かんがえる
「しらべる」での結果を元に、これを改善する働き方・働く場をプロジェクトメンバーで考えていきました。ここでは、以下のようなものをはじめ、271のキーワードが挙がりました。
- 価値観の共有
- リラックススペース
- チームでの連携
- 意識改革(経営者意識を持つ)
- スキルアップ
- やる気が上がる
- 自然と生まれる会話
- 垣根のない一体感
3.えがく
「しらべる」「かんがえる」での結果を元に、将来像を描いていきます。ここでは、以下をはじめ、17の文章が出来上がりました。
- 企業の良いところを引き出し気づかせ発展させる
- お客様と理念共有しお互いが儲かる関係になる
- 他チームとのコミュニケーションを活性化させ意思疎通をはかる
- 仲間に関心を持ち尊重し連携しイノベーションを起こす
- ルールを策定しいつでもどこでも誰とでも情報共有ができる
- 経験知識をもとに人が育つ環境を作る
- 社員に活気があり一体感をもつ
- 仕事に誇りを持ち共通のビジョンを持ち自発的に動く
コンセプトの設定
「えがく」フェーズから生まれた17の文章をさらにブラッシュアップさせ、ワークスタイルコンセプト・ワークプレイスコンセプトが生まれました。
ワークスタイルコンセプト = UEDA MISSION「人をいかす。未来をつくる。」
お客様、地域、社会の役に立つために、理想的な働き方を研究し、社外を巻き込みより良い働き方を創造していきます。
そのために社員同士、互いの力を最大限発揮しウエダ本社社員としての誇りを持ち、挑戦し続けます。
ワークプレイスコンセプト : bazaar /バザール
人がいきいきと行きかう場
オフィスをバザールに見立て、多様な人・商品・サービスが行きかい、新たなつながりが生まれ、新たな価値が創出される場としました。
バザールの意味する活気ある市場のようにみんながいきいきと働く空間を目指します。
ワークプレイスコンセプトをもとにリニューアル
社員全員がワンフロアに集まり、仕事ができる執務フロア
全社員の顔が見渡せる解放的で遊び心のあるオフィス空間となっており、偶発的なコミュニケーションや新たなアイデアが生まれるような、さまざまな仕掛けをつくりました。
ウエダ本社リニューアル vol.2 – かたちにする 5F編 – にてご覧ください!