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講演・登壇
[終わりの再考ウィーク – 個や群れにとっての終わりや死生観と向き合う1週間 -]弊社代表 岡村が登壇いたします。
2021.02.27 開催
共同体や社会にとって、「終わり」や「死」はどのような意味を持つのだろうか。
そんな問いかけと共にスタートした「終わりの再考」プロジェクト。
2019年の100人カイギサミットでのセッションを皮切りに、2020年4月からはFacebook Liveにて様々なゲストをお招きしたランチトークセッションを開催し、延べ1万回を越えて視聴いただくなど多くの反響をいただきました。
2020年は、COVID-19により世界の状況は一変し、個人の暮らしや人類の社会・経済にもたくさんの変化が訪れ、「死」や「終わり」というものと多くの人が向き合わざるを得ない1年だったのではないでしょうか。一方で、「終わり」や「死」は、誰もが生きていく上で抱きかかえながらも、日常からは離れた特別なもの・語るべきではないもの・後ろ向きなものと捉えられることの多いテーマでもあるように思います。
今回の「終わりの再考ウィーク」は、こうした時代の大きな転換点だからこそ、それぞれが自分にとっての終わりや死生観、あるいは組織や群れ、社会にとっての終わりとはじまりに考えをめぐらせ、そこから生命や生きることについて逆照射していくような1週間として企画されました。
これまでも生物学や森の生態系、ミッション型の組織づくりやトランジッション、仏教思想、地域に根付くお盆などの文化習俗、まちや社会に愛され続ける老舗企業の経営観など様々な視点から終わりや死と向き合ってきましたが、今回はその総集編として、「日本に根付く死生観・文化習俗」「死といのちをめぐる物語」「ポスト資本主義におけるビジネスの役割」「生と死をめぐるテクノロジー」などのテーマから多彩なゲストと共に探求を深めていきます。
個人や共同体にとっての終わりや死というものに様々な観点から想いをめぐらせてみたい。
COVID-19を体験したこの世界では何が終わり、何が生まれようとしているのか向き合ってみたい。
セッションのテーマが気になる。よくわからないけどなんだかのぞいてみたい。
そんな方のご参加をお待ちしています。
[2月27日(土)15:35~16:20]
セッションC:ポスト資本主義時代のビジネスの役割とは -共同幻想の終わりとはじまり-
COVID-19を一つの契機に、近現代産業社会システムの限界が様々なところで露呈してきています。WEFのダボス会議のテーマ「グレート・リセット」と定められるなど、世界中で経済・社会システムの基盤の再構築が模索されています。
資本主義や貨幣経済、株主の在り方などこれまでの共同幻想や社会システムの前提が限界を迎えている中、いかにして健全な撤退や移行、新たな役割をデザインしていくことができるのでしょうか。「自律分散・循環経済・繋がり」をキーワードに持続可能な社会システムづくりに向けて活動されている武井さん、京都で80年以上続くウエダ本社社長であり京都流議定書などを仕掛けてこられた岡村さん、ミッション達成時の自社解散を定款に盛り込んだクックパッド株式会社の小竹さんと共に探ります。
<ゲスト>
・武井 浩三(社会活動家 / 社会システムデザイナー)
・岡村 充泰(株式会社ウエダ本社)
<モデレーター>
・小林泰紘(一般社団法人 Ecological Memes)
・高嶋 大介(株式会社 INTO THE FABRIC)