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社長ブログ

2021.09.17

やれない自分と向き合いながら

大変久しぶりにブログを書いています。

十数年続けて来たブログで、以前は毎日近く書いていて、この6,7年においても毎週末に仕事として書いて来て、ちょっと疲れたなぁと思っていた頃にクラブハウスが流行った事もあって、毎週のブログに変えて朝礼で話する事を流す事にし、やり出すと、話すだけであまりにも楽なので、ブログを全く書かなくなってしまいました。

来週は、私自身が朝礼に出られない事もあるのと、今日予定していた出張が、緊急事態の延長で中止になって予定がすっぽり空いたので、久しぶりにブログを書いています。

この間、うちの会社では8月の決算を迎え、9月から新年度に入っていますが、今期から新たにというか、ウエダ本社では初めて、2名の執行役員が生まれました。

以前は、古くからウエダにおられて専務になって頂いていた方などもあったのでですが、その方々が退任された後、良い事ではないながら、ウエダ本社では、私一人だけが取締役という状態が続いて来ていました。

3年前より、4人のリーダーでまずNO2の役割をやって欲しいと、事ある毎に言いながら、皆の方で運営を行なってもらう様にして来ました。

前期にはギガスクール構想で、京都市立の全小中学校の全教室にSONYのBRAVIAを納めるという、かつてなかった規模のビジネスを手掛け、京都市教育委員会からも、ウエダ本社の存在が無ければ、絶対にうまく納まりきらなかったというお褒めの言葉を頂きましたが、今回執行役員となった西澤君を始め、メーカー対応含めて問題だらけな中、関わってくれたメンバーがまず、教育委員会やユーザーである学校にとってどうあるべきか?という立場に立って、本当に良くやってくれました。

4人のリーダー制にして以降、任命したわけでもないのに原田君が、自ら全体的な仕切りを行なってくれて、誰が見ても実質の統括という立場を担ってくれたので、そのまま、もう一名の執行役員とする事にしました。

この間、人事評価制度も、東京の人事労務さんと契約して、1年近くに渡ってプロジェクトチームでのミーティングとシュミレーションを重ねて、今期から給与、評価制度も全面改訂しました。

今後の地域商社への転換に向けて、その足掛かりを作る為に京都北部、丹後の与謝野町で取得した元料亭の物件も、まずは本体部分の改修を終え、今秋から丹後と外部の人を繋いでいく場としていきます。

二年に及ぶコロナで、変わる事に抵抗を示して来た様々なこれまでの価値観や習慣、業界の常識、生き方、働き方への考えが、一気にその綻びを見せ、これまでに解などは無い時代に突入しました。

そんな中での事業計画は、現状発想ではなく、未来のあるべき姿から考える事が必要だと思います。

毎年、ウエダ本社の決算期には、私は誕生日を迎えて、今年58歳にもなってしまったのですが、その私が、あるべき姿から10年後を考えても、当然私の時代ではない為、執行役員となった34歳の原田君中心に数か月に渡って、あるべき姿からの事業計画を考えてもらって来ました。

まだまだな所はありますが、一部ではありますが、この期間を通して、これまでにやって来た事、周りで起こって来た事を自分事にしていってくれる様になって来ていますし、他のリーダーやアシスタントリーダーを中心に多くのスタッフが、自分の役割を見つけ出してくれていっています。

今期から明らかに、ウエダ本社は次のフェーズに入っていきます。

次のフェーズと言っても、創業84年目、私が来てからでも21年もが経過し、私自身がもう還暦が迫って来る中、まだこんな段階?と、考えると、自分の能力の低さにガッカリする事も多いです。

齢のせいか、この2、3年は自分がダメだな~、何もできないなぁと思う事ばかりですが、これまでそういう事が少なかったのが良くなかった点であり、伸びなかった点なのでは?と思う様になってきました。(笑)

気づくのが遅かった面はありますが、やれない自分と向き合いながら、ウエダ本社の次のフェーズで、自分自身の二巡目の人生への展開を見い出していきたいと思います。

という事からも、ずっとウエダ本社とお付き合い頂いて来た取引先様や、見て頂いて来た方にとっては、面白くなっていくと思いますので、今期以降もどうかご注目下さい!

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