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京都の中小企業とITと私
2018.11.27
ウエダ本社さんのシステム導入を通して学んだ事。
こんにちは!中江です。先日会社の同僚と山梨県までグランピングに行ってきました(^^)/自然がいっぱいの環境でのんびり過ごす事が出来ました♪
さて、前回のブログでシステムの浸透に必要な事について私自身が学んだことを紹介しました。本日のブログでは、私がウエダ本社の皆さんとシステム導入を一緒に行っていく一連の流れの中で、重要だと気付いたことについてご紹介したいと思います。その前にこれまでブログで紹介してきた内容を改めて振り返ってみたいと思います。
そもそもウエダ本社さんでは、業務上次の様な課題をお持ちでした。
・顧客情報を管理しておらず、情報の共有化や引継ぎが上手くいかない
・営業が外から社内のシステムにアクセスできない
こういった背景から、社長の一声で kintone の導入が決まりましたが、当時は社内にシステム担当者がおらず、 kintone の活用には至りませんでした。1年間ほど kintone は宙ぶらりんな状態だったそうですが、今回のプロジェクトでご一緒している原田さんが営業リーダーとなり、また経営企画に森島さんがジョインされ、改めて kintone 活用のプロジェクトが立ち上がりました。その頃から私も週1回程度訪問させていただいています。
ここで気付いた点としては、次のようなことがありました。
・システム導入には、社内に(プチ)システム担当者が必要ということ
このあたりについては「ウエダ本社が遭遇した、システム導入時の最大の問題とは…!?」で紹介しています。
ウエダ本社さんでは、プチシステム担当者として森島さんという経営企画を担当されている方に、 kintone の構築を行える環境を作る事が出来ました。その上でシステムを自社で設計し、浸透させていくために重要だと感じた事が次の2点でした。
・業務を深く理解し、課題の洗い出しや理想を設定できる業務リーダーの存在
・導入するシステムに詳しい担当者の存在
こちらについては前回の「システム浸透に必要なたった一つの事とは?」で紹介しています。
今回ウエダ本社の皆さんと kintone 導入に向けて数か月間一緒に活動をしてきました。幸いなことにシステムの導入、そして浸透と現在では皆さんに kintone を毎日ご利用いただけるようになりました。一度は kintone の導入を諦めたウエダ本社さんがなぜここまで活用を進めてこれたのかを改めて考えました。一番近くで見てきた私が感じた事。それは、「自社の業務をより良くしたいという熱意」でした。システム導入や浸透に必要な要素はたくさんありますが、何よりも大切な「当事者の熱意」。私はウエダ本社の皆さんから本当に必要な事を教えていただいたような気がします。
今後自分が営業として多くのお客様のシステム導入のお手伝いをしていく事になりますが、私自身もサイボウズの製品を導入いただくお客様と同じ熱量で、お客様の業務について本気で向き合い、導入や浸透のサポートを行っていきたいなと思います。
ウエダ本社さんへの kintone 導入プロジェクトは一旦区切りがつきましたが、原田さんが仰っていた言葉が非常に印象に残っています。「ひとまずkintone の導入は出来ましたが、これからが本番。 kintone でどんなことができるのか、もっと探求していきたいですし、より活用の幅を広げていこうと思います。」
私もウエダ本社さんで kintone がどのような化学反応が起こしていくのか、今後も勉強していきたいと思います!
そして本日は皆さんに嬉しいご報告があります!今回のウエダ本社さんでの kintone 導入~浸透までのプロセスを12月3日(月)に開催するCybozu Days2018で営業リーダーの原田さんに登壇&発表いただけることになりました!既にウエダ本社さんのお知らせでも紹介されていますが、お申込みはこちらから。ウエダ本社さん以外にも kintone をご利用いただいているお客様の事例発表をお聞きいただく事が出来ます。
▼イベント概要
タイトル: kintoneユーザーによる業務改善事例プレゼン「kintone hive」
日時:12月3日(月)14:30~16:20
会場:グランフロント大阪ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター
お申込み:https://cybozuconf.com/#theme
ぜひ、12月3日(月)はCybozu Daysの会場でウエダ本社さんの事例をお聞きください!当日は私と森島さんも原田さんの発表の応援に行きます(*^^*)皆さん、会場でお会いしましょう。
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