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社長ブログ
2020.07.25
コロナ禍の京都流議定書
Go To トラベル キャンペーンで右往左往して始まった四連休ですが、よく考えてみると本来はオリンピック開催の為に作った連休だったのが、もう記憶も薄れていました。
そして来年の今頃は、果たしてオリンピックは開催されているのか?
まさか、オリンピック開催をカンフル剤としてビフォーコロナの状態に戻る事を期待している人は居ないとは思いますが、それだけにこの一年で、国全体で真剣に、向かうべき方向をしっかりと定めていかないといけないと思います。
世界が一斉にコロナで苦しんだ意味をしっかりと捉えて、これからの時代に向けての試金石となる様なものにしていかなくてならないと思いますし、そういう考えで進めていって、オリンピックが開催されてもされなくても、どちらでも良いというくらいの発想で進めていけば、逆に新たな展開も見えてくるのではないか?と思います。
この時期、私のFBに出てくる思い出は、京都流議定書の投稿ばかりです。
第一回の2008年から、祇園祭の山鉾巡行(7月17日)の翌週の金、土、日と固定して開催して来ましたのでこの頃がイベント日だったのですが、後祭り(7月24日)が復活される様になって、ここ数年は毎年日にちを変えてきました。
今年は早々からオリンピック期間を避けて、9月8日、9日と決めていたのですが、毎年ご協力頂いているハイアットリージェンシー京都は現在も閉鎖中で、どの様に開催すべきか?考えてきたというと嘘になりますが、コロナの状況を見て考えようと、遅れ遅れになっていました。
その中でテーマだけは”人類はどのように共存していくのか?”と早々から決めていました。
これもコロナの問題が起きた時から一貫して、この問題をゼロにする発想で考えても無理で、それで対処していくと余計に問題が複雑化するので、ずっと付き合っていかなくてはならないという発想でどうするか?を考えていかなくてはならないと言ってきたのですが、京都流議定書としては今年を転換期としていく為に、ここ数年徐々に具体的テーマに落としてきたものを再度、大きなテーマに戻すことにしたのです。
現在の所、出演頂く方にはハイアットさんにお越し頂き、パネルディスカッションは会場から中継しようと思っていますが、コロナの状況でハイアットさんではできないという場合でも対応できる様に考えていきたいと思います。
従来の基調講演も、今回は事前に撮らせて頂いて、それを登壇者にもご覧頂いた上でディスカッションを始めるという形で考えていますが、その基調講演は、このテーマにおいてはこの方しかない!という事で、京都大学の山極総長にお願いしています。
丁度、今年の9月末が総長の任期ですので、ひょっとすると、外部のイベントへの京大総長としてのご出演は最後になれば、京都流議定書の価値も上がるなぁと細やかな期待をしております。
(門川市長が市長になられて最初に出られた外部イベントは京都流議定書でしたので、味を占めて)
いずれにしてもwithコロナ時代において、正にこれから人類はどうしていけば良いのか?を考える、貴重なお話になると思いますので、参加して頂く方はオンラインとなりますので、全国、または世界から、沢山のご参加をお待ちしております!
他のご出演者は、おいおいお知らせしていきます!
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