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社長ブログ
2020.07.04
これからの二極化
今週も忙しく過ごしていましたが、それを見ても経済活動はほぼ通常に戻って来ました。
ただ明らかに中身は変わっており、当初想定した通り、このコロナ期で厳しくなっていく所と、力を付ける所との二極化は進んでいく様に思います。
表面上にそこまでの極端さを感じないのは、恐ろしいほどのお金を国が出しているからで”リーマンショック以上の不況”と言っても、飲食業や観光業は別とすると、え?って感じだと思いますが、その先送りに乗っていたのでは、企業も個人もコロナ後の世界では、取り返しのつかない事になってしまいかねません。
我々(ウエダ本社)は、まだまだ二極化で良かった方だと言える所までは至っていませんが、意識は変えてくれて、個人差はあるものの、それぞれが変わっていこうとしてくれている様に思います。
今週は又、与謝野町・宮津にも行っていました。
今回行っていて、我々が思っている以上に、与謝野町の物件を我々が取得した事に対して、改めて期待をして頂いている事に気づかされます。
今更?と言われるかもしれませんが、元々は、時間と場所を選択できる働き方や、地方で仕事を作って、それぞれの地でコミュニティーを作っていこうとする起点として取得したものが、これもコロナで世間が一気にテレワークや何処でも働ける=地方で働くというムードとなった事で、それを追いかけていたウエダ本社が”どうしてくれるんだ?”という事を感じるのと、やはり、この當里家さんという物件が、地元で一番のお店だったので、愛着というのか、想いを持たれた所だという事で、”変な所が買わなくて良かった”と思っておられるのをヒシヒシと感じるのです。
こんな事からもこれからの二極化というものも、都市と地方とか、規模の大小などではなく、支持されるかどうか、それぞれの特性(個性)を生かせるかどうか?の二極化になるのではないでしょうか?
規模や効率の勝負から価値の勝負になっていくので当然ではあるのですが、地元の方が、変な所が買って欲しくないと思われる當里家さんの価値というものは、算盤ではじくと乗って来ないですが、しっかり考えていくと、含み資産となるものだと思います。
今週、ある大手企業から、オフィス(働く環境)の空間において、共同で研究していくお話を頂きました。
他の分野では大手企業ばかりで、何度も、うちでいいのですか?と確認したのですが、現在の担当者と前の担当の方とが、たまたま、それならウエダ本社が良いと思って頂いていたとの事で、身震いする様なお話でした。
これも従来発想や体裁などで各分野の大手を並べるのか、実質の価値で見ていくのか?で、これからの二極化に繋がっていくのではないか?と思います。
そんな中で、”これからの中小企業はどうはたらく?”というテーマで来週9日に、リリースの桜井肖典さんをゲストに考えていくセッションを行ないますので、そちらも是非、ご覧頂いて、これからの二極化時代の”勝ち組”ではなくて、”認められる企業”をを目指して参りましょう!
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