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シン・ウエダ雑記
2020.06.30
ウエダ版新しい働き方のはじまり ビニールカーテンに遮りきれないもの
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
気づけば6月も終わり、2020年も折り返し地点ですね。
コロナのおかげで1年間に起こる社会トピックス的には既におなかいっぱいな気もする一方、もう半年が終わってしまったのか!という心地もあります。
ところでみなさんは水無月食べますか。小豆とういろうでできたあの和菓子です。
わたしはあれが、おやつという食べ物としても、その言われも含めた風物詩としても、とても好きです。
(京都にお住まいの方には釈迦に説法ですが…)
昔は夏バテ予防のために氷を食べる風習がありました。けれどその時代、氷は高級品。
庶民は「氷に似たお菓子を食べるよう!」と、氷の欠片三角形で表し、邪気払いの意味で小豆をのせたお菓子…水無月ができました。
そして、一年の半分の穢れを落とす意味があり、一年の真ん中にあたる6月30日の行事「夏越の祓え」の時に、
蒸し暑くなる7月を前に厄払い・夏バテを予防する意味も重ねて、水無月が食べられるようになったそうです。
だらだらとうんちく(しかもうろ覚えの知識だったのでほぼぐぐりました)を語りましたが、
何が言いたかったかって、水無月が食べたいってことです(写真載せたものを食べましたが、いつでも食べたい)。
申し遅れました、ウエダ本社のあさいです。
・ ・ ・
さて、前回の記事では、2交代制が始まってすぐの様子についてお伝えしました。
今回はそれからゴールデンウィーク明けくらいの1ヶ月弱を振り返ってみようと思います。
2交代制からすぐ、3つもオンラインイベントをやっていた
実は、というほどでもないですが、2交代制をはじめて1週間でSTAYHOMEなゴールデンウィークを迎えることとなりました。
のですが、その間のたった数日のうちにオンラインイベントを3つも!行いました。
①4月28日開催「東洋医学の視点から、コロナとの共存を考える」
ウエダの完全オンラインイベントデビュー作(!)となったのは、4月28日(火)に開催した「東洋医学の視点から、コロナとの共存を考える」。
『鍼灸Meridian烏丸』院⻑で鍼灸師でおられる中根一先生をお招きし、
・「対処でなく予防」をベースにした東洋医学の考え方から、今後をどう生きていくのか
・今だからできる免疫力の上げ方や普段の生活で気を付けたいこと
を伺いました!
このときからはやし氏は、空間を越えて(ゲスト中根先生はご自身のオフィスから、岡村社長・はやしさんは違う部屋から参加)場を回しておられました!
23日に開催が決まった(5日前!)イベントでしたが、60名に参加いただきました。
クロージングのときに「豚肉・スープカレーを食べて身体を整えるといいですよ!」と中根先生がお話があり、
献立に影響が出た人は少なくないはず…と思っています。
②4月30日開催「リモートワークに最適な環境を整えよう!」
いまや定例イベントとなった、どこでも仕事ができるためにはどんな準備が必要なのか、具体的にお伝えするセミナーもこの頃から始まりました。
ウエダが実際に導入しているツールをメインに、それらがどういう働き方を実現してくれるのかをご説明。
この頃から熱心にご参加頂くお客様もおられ、働き方が変わっていってることを改めて感じました。
③5月1日開催「今必要な働き方とマネジメントとは?」
”場”を運営する三者…オフィス家具メーカーのオカムラさん、横浜でシェアオフィス運営されているSTAYUPさん、そしてウエダ本社でwithコロナの時代に必要な個々人の働き方や、組織のマネジメントについて考えました。
大盛況となったこのイベント、主催は3社それぞれのコミュニティマネージャーでつくられる「場を創るお嬢の会」。
その一人がはやし氏でおられるのです~!はやし氏はもちろん、オカムラさん・STAYUPさんの場を創るお嬢の方々も、本当にすてきで、自分たちの組織や運営しておられる場を大切にしているんだなと感じました。
何よりみなさん上司へのリスペクトがすごかった!
このイベントの様子をそんな他のメンバーのことも含めて(多分含めてくださるはず!ぜひ含めてください!←リクエスト)、はやし氏がレポート予定でおられるので、乞うご期待!
一方社内でも、オンラインでのコミュニケーションが続く
5月1日(金)にオンラインイベントを行う一方で、1週間ぶりの全社会議(もちろんオンライン)を行いました。
前回はグループに分かれて状況共有をしましたが「全員の声を・全員で共有しよう」ということで、一人ずつこの期間の気付きを話していきました。
業務上の新たな課題が発見&解決策が模索されるなどいい面がある一方「全社”MTG”自体の在り方も見直すべきなのでは?」という意見もだされました。
気付きや課題を、全社でしっかり共有する”会議”はこの時が1週間ぶり・2度目でしたが、じつは日々の予定等をさっと共有する時間を2交代制が始まってからほぼ毎朝設けていました。
しかし人数もいるので時間的には”さっと”終わっていないこともあり、
「やるならば意味のあるものにしたい」「自分の報告ではなく、もう1段深めた発言を」
という意見がだされました。
なお、この日、5月1日はウエダ本社創業記念日で82周年を迎えました!
全員集合して月次会議を決行(with ビニールカーテン)
ウエダ本社では月に一回、全員参加の会議を行っており5月は連休明けの予定でした。
「一度、みんな集まろうか」ということで、2F TRAFFFICに全員が集合して行われることになりました。
ただし2交代制を導入した「誰かがコロナにかかっても、組織が回るようにする」のは守るべく、
中央にビニールカーテンを設置して空間を区切り、出入り口や使用するお手洗いも別にしてA・Bグループの距離を保って開催しました。
ビニールカーテン越しだとなかなか声も通らないのでマイクを用いて、毎月通りの報告や確認。
そして、一人が話して、次の人を指名する形で、社員全員から3週間の2交代制および在宅勤務を経た気付き・心境が話されました。
この時間がよかったんですね。
いままでのオンライン全社会議でも思いを発信する場はあったのですが、それまでよりずっとオープンに、各自の”本音”が見えた時間でした。
「時間的にも精神的にも余裕が生まれ、学びを多くできた」
「コミュニケーションの在り方、情報発信の方法、お客様との関わり方…変えていかないといけない」
「会えない不安があり、信頼とは何か?考えた」
時間で言うと全員が話し終わるのに1時間半くらいを費やしましたが、ここには到底書ききれないくらい、それぞれ多様なことを感じ・学んでいることが、互いにわかりました。
また、社長も「2交代制勤務をやってよかった」と話されました。
「時間がかかっても自ら体験し気付くことの方が、進む。
ニコニコ組織では誰も幸せにならない、ニコニコとイキイキは似て非なるもの。イキイキ組織になろう!」
(ニコニコ組織、と、イキイキ組織、の話はぜひ調べてみてください。またどこかでお伝えします。)
会議後は、創業記念品が全員の手元に!
今回は南ビル(事務機のウエダビル)の&paperさんにお願いして、マスクとクッキーの「ENJOY THE HOME」セットをご用意いただきました!かわいい~~
(ヨリの写真はinstagramもぜひみてください!)
ビニールカーテン越しでも、同じ場にいるのってなんかいいよね
オンラインでも十分意見交換はできるはずなのですが、この時に語られた”胸の内”は「全員が同じ空間を共有していたからだ」という確信があります。
きっとわたしだけじゃなく、あの場に居た社員みんな同じように感じていたように思います。
ビニールカーテンで空間は遮ったけれど、遮られなかった、同じ場にいることの意味。
2年以上前のものであるにも関わらず、京大の山極総長の「人間の五感は「オンライン」だけで相手を信頼しないようにできている」という記事がコロナで話題になりましたが、まさにこれを体感したような気がします。
【つづく&ひとりごと】
「シン・ウエダ雑記」上で、「はやし氏」「あさい氏」として登場することが多い我々ですが、わたしが「はやし氏」とお呼びすることに若干の抵抗のあるあさいでした。
入社時期も社会人歴も年齢も先輩なんですもん…
はやしさん(社内ではこの呼び方だけど普通すぎる)?
はやし姉さん(姉さん、というキャラであられない)?
なつみさん(突然馴れ馴れしい)?
「はやし氏」に慣れる日はくるのだろうか。to be continued…
↑ 先週の歓送迎会にて、はやしさんとワタクシ。この日の様子も近々ブログにて書こうっと
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