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社長ブログ
2020.06.14
妄想力と共感経済
今週は出張などもOKになったとの事から、この間止まっていた交代挨拶など、仕入先さんの訪問も数件ありました。
そんな中、我々の方もTRAFFFICに人を入れてのイベントも開催しました。
と言っても、登壇者と関係者のみで、参加者はオンラインというものですが、それでもやはり全面オンラインとは違うライブ感はありました。
その内の一つは、工繊大の仲先生をお招きして、”はたらくの未来って?”というイベントでしたが、経済が動き出した中、コロナ時代にどの様に働いていくのか?その中でオフィスはどうあるべきなのか?を考えるセッションでした。
誰も分からないというよりも、世界中が初めての経験で動き出していくのですから答えなどは出ませんが、それだけに面白く、このシリーズは毎月続けていこうと思います。
もう一つのイベントは、こちらも幹事を務めているSVC(ソーシャルベンチャー活動支援者会議)の臨時総会・活動報告会でしたが、ここには今回の京都開催の発起人でもある京都信用金庫の榊田理事長、金融庁の日下さん、URUUの江上さん、大阪大学の堂目先生、そして主宰者のeumoの新井さんなど錚々たる顔ぶれで、これを大っぴらに開催できないのは非常に勿体ない気はしましたが、ボーダレスジャパンさんを始め全国の活動支援者からのオンラインでの報告を聞いていると、オンラインだからこその広がり、繋がりも感じる事ができました。
そこでは、eumo代表の新井さんから、eumoコインをベースとしたuedaコイン(仮称)についても発表して頂きましたが、今後ウエダ本社としても、我々の価値観に合う企業などに対してuedaコインを発行していくのと共に、それを使う事ができるソーシャルビジネスを展開する加盟店も作っていく事によって両面から、共感経済を広げていく役割も果たしていきたいと思います。
週末はそのeumoメンバーに加えて、それぞれに繋がりのストーリーのある方も数名参加頂いて、我々の取得した与謝野町の物件見学ツアーを行ない、夜は丹後をサンセバスチャン化するという妄想をぶち上げて来られた、飯尾醸造の飯尾さんが、念願叶えてオープンされたお鮨屋さんで、想いのこもった味を堪能させて頂きました。
花街の景観を守る為に古民家を改修し、三年前にイタリアンを開かれていましたが、お酢屋さんですので鮨屋をやりたいというのは当初からの願望でしたが、何せ、腕の良い職人さんを宮津に来てもらわないといけないという高いハードルがある中、この度見事に、職人さんのご家族をも口説き落として移住をしてもらって、お鮨屋さんを実現されたのです。
このサンセバスチャン構想を聞いたのは何年前でしたか、妄想も妄想、何も無かった所から、ここまでの腹の座った投資と長期的展望に立った展開に「参りました!」の一言ですが、これだけの妄想からの実現を目の当たりにすると、私も共感市場、共感経済圏の実現という妄想も、今や必ず実現できると思える事ができました。
新井さんもずっと追いかけて来られた壮大な妄想を着実に形にして来られていますし、この様な何人かの妄想が絡みあっていくと、違う景色が見えて来そうな感じがします。
従来の状態には戻らないという事は殆どの方が認識している今、それぞれの分野で”妄想だ!”と言われて来た方々は、ドンドン集まっていきましょう!
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