これからのオフィス、働くを考える

6月に入って、経済も動き出した感じですね。

都市部などの人の通行量や乗車率などもアップしていて、当たり前と言えば当たり前の話ですが、いつもながら、何故ニュースなどでは不安になる様な伝え方になるのか？と、理由は分かっていますが、それでも情けない思いになります。

”渋谷では、新宿では、、コロナ以前と比べて45％減と、緊急事態宣言中の90％減から大きく人が出ている事が分かります”的な、”当たり前やろ！”或いは、”まだしっかり45％減やろ！”と突っ込みたくなるのですが、その一方で、90％以上売上減で苦しんでいる飲食店の取材をして、要は一つの事象でどちらから見るか、伝えるか、で言えば、常に悪い側の印象を持つような表現ばかりをしているので、そのバイアスを外して見ると、違う側面が見えたりするので、その訓練と思えば格好のツールかもしれません。

そんないつものマスコミ批判をしながら、今週はボチボチ入り出した来客予定の中、テレビ、新聞の取材を受けていました。

先週にもあった新聞取材と合せて3件集中しましたが、こういう事態になって我々を思い出して頂いたり、我々が以前から展開して来た事に興味を持って頂いている方々ですので、本質を捉えて頂いていて気持ちよく話もさせて頂きましたので、これらの記事や報道は、不安にさせるのではなく、希望を持てるか少なくとも前に向かう気持ちになるものと期待しています（笑）

どういう時代、どういう分野でも一緒だと思いますが、こういう危機の状況では異端が気になるものですが、コロナで一気に、全ての企業が否応が無しにその働き方や組織の在り方を変えざるを得なくなって、我々の唱えて来た事にも耳を傾けて頂ける様にもなって来たので、ここで一気に”いい会社”を広めていきたいと思います。

そんな事もあって、来週10日には緊急開催で、京都工芸繊維大学の仲先生にお越し頂いて、在宅勤務、テレワークを一気に経験した中での今後のオフィスの在り方、会社と社員の関係、働き方などについて、対談形式でお話していくイベントを行う事にしました！（申し込みはこちら）

参加はオンラインでの配信ですが、工繊大の学生さんやうちのスタッフも交えてアイデア出しもして、動き出した今だからこそ、まずやるべき事なども考えていきたいと思っています。

又12日には、eumoの新井さんが立ち上げたソーシャルベンチャー活動支援者会議の臨時総会とオンラインセッションが、TRAFFFICで行われます。

共感コミュニティ通貨eumoも、これから少しずつ、使われるエリア、それを利用できる”選ばれし加盟店”も広がっていきます。

この広がりも、正に、コロナ以降の新たな軸を示していくものとなりますが、今月以降のソロリとした動きの中に、今後の生命線とも言える芽がありますので、ここを逃さない様にしたいと思います。

自粛が緩んで、株価も上昇基調にあって、元に戻るのでは？と期待をしている人がいれば、その固定化された発想自体がwithコロナ時代にはOUTですから、TRAFFFICのコンセプトにある様に、freedom from mindsetでいきましょう！