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シン・ウエダ雑記
2020.05.13
ウエダ版新しい働き方のはじまり の、ちょっと前
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
気づけば汗ばむような夏日があって、雨の日もポツポツあって、どんな状況でも時間が進み季節が巡ってくることはひとしく変わらないなと、ごく当たり前のことを再認識しています。
子どもの日には、近所のお餅屋さんは粽を買う人で賑わっていました。
みんななんとかしてソーシャルディスタンスを保ち、粽を買い、それぞれ節句を過ごすのかぁと思いながらその様子を見ていると温かい気持ちになりました。
わたしはその前日に柏餅(みそあん)を食べました。
改めまして、ウエダ本社のあさいです。
・ ・ ・
さて、前回のブログにてウエダ版新しい働き方が動き始めている話にふれました。
昨日も今日も明日も、そんなトライアンドエラーの日々ですが、そもそもコロナよりずっと前からわたしたちはトライアンドエラーを始めていました。そのあたりからお話したいなと思います。
beforeコロナ:テレワークなどの取り組み状況
~設計制作チームでの取り組み~
設計制作チームのメンバーは定期的に在宅勤務を取り入れていました。
このチームは図面やデザイン作成など、作業の時間が業務時間の多くをしめており、インターネット環境等が整っていればテレワークを導入しやすかったことが理由の一つにあります。頻度でいうと多い人で1~2週に1度程度、在宅勤務日がありました。
また、とあるメンバーは昨秋にワーケーションも試みました。
【ワーケーション】「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。 リゾートなどの環境のよい場所で休暇を兼ねたリモートワーク等を指すことが多い。
2週間タイに滞在し、前半は有給休暇をとり異国の地を満喫、後半はタイからインターネットを介して業務にあたっていました。
その間も京都で通常通り勤務しているメンバーと連絡をとりあい支障なく進められました。
(当時わたしはウエダ社員じゃなかったので、こんなことをしていたと聞いてとても驚きました。中小企業なのにワーケーション取り入れてるなんてはやい!タイの食事情きになる!)
~内務チームでの取り組み~
内務チームでもテレワークを導入していこう!という流れがありました。
紙の資料や社内ファイルサーバーへのアクセスが必要な業務の多い内務チームでのテレワーク導入は、設計制作チームに比べると少しハードルが高く感じられる部分もありました。
まずは社内で、いつもの固定席から離れたところでの業務にトライ。VPNに無事に入れるか、密(!)なチーム内連携が必要なのでwebミーティングをつなぎながら作業を進められるか、、、。
そんなお試しを経てなんとかやれそうだったので、実際にテレワークを1日だけしてみたのが今年に入ってからのことでした。
~インターバル・時差出勤の制度~
テレワークの試験的導入とは別に、ウエダでは「インターバル」「時差出勤」制度を正規に整備していました。
インターバル制度とは、前日の終業時刻から翌日の始業時刻の間に一定時間の休息を確保する制度で、ウエダではインターバル時間を12時間に設定、22時以降の深夜勤務に関して翌日10時以降の出勤でOKにしています。
納品等が22時に終わったら翌朝は10時以降に出社する、という具合です。
時差出勤制度とは、8:50~18:00がわたしたちの定時ですが、自分の都合に応じて前後1時間ずつずらして出勤出来る制度です。
たとえば、18時以降に自宅に宅配便が届くことがわかっている日に時差出勤制度を使って7時50分に出社、
夕方は17時退社し18時には帰宅して、落ち着いて荷物が届くのを待つ、という風に使うことができました。
beforeコロナ:テレワークなどで使用したツールや環境
大前提ですが全員がモバイルPCを使用しました。その際にVPN接続の設定も行い、家など社外にいても社内のネットワーク環境に入れるように整備し、通常業務が行えるようにしました。
社内ではクラウド型の情報共有サービス「サイボウズOffice」「kintone」を使っていました。シンプルな操作感で情報蓄積&蓄積した情報へのアクセスができるサービスです。
そのため、インターネット環境下であればどこからでも情報にアクセスすることができ、テレワークのハードルがぐっと下がった一因だと思います。
個別のやりとりツールとしては、電話に加えてLINEWORKSがあります。
場合によってはFacebookメッセンジャーをつかうこともありました。営業メンバーのみが社用スマホ貸与されている状況なので、Facebookメッセンジャーのほうが使い勝手のいいケースがあるからです。
併せてmeet inというWEB会議システムも導入していました。ソフトウェアをダウンロードすることなくWEBブラウザ上で気軽に使用でき、お客様との商談でも用いることも始めていました。
(上記ツールのまとめページはこちら)
beforeコロナ:テレワークなどの取り組み効果・周りの様子
テレワークに取り組んだメンバーには、アンケートに答えてもらっていました。
取り組んで気付いたメリット・デメリット、その他感じたところを率直に記入してもらい、社内の制度にフィードバックするようにしていました。
業務内容によって仕事の捗り具合にはバラつきがでましたが、総じてテレワーク自体は進めていきたいという声がが回数を重ねるたびにあがってきていました。
よくあった意見でいうと、家庭のある社員は「家族との時間が増えた」ことに良さをかんじていたり、全員に共通して「集中して作業ができた」という声が出てきていました。
一方、他のメンバーは「あ、今日◯◯さんテレワークの日か!」と、いい意味で特別感はなく受け入れていました。
簡単な内容であれば電話で、必要があればmeetinでつないでやりとりができていましたし、翌日になれば会えたので「じゃあ明日あったときに」というパターンも一定数ありました。
こういった手応えを受けて、テレワークを日常的に実施していく&他のメンバーでもはじめていくため、
さらにスピード感を持って、IT機器の整備やチーム内での連携体制、会社としての制度設計を整えようとしていました。
そんなタイミングで、新型コロナウイルスの感染拡大!
最初は東京はじめ首都圏において出勤もふくめて外出自粛がはじまり、「そのうち京都にもこの波がくるのでは…?」とニュースを見ていましたが、
「そのうち」はあっという間にやってきて、わたしたちも全社的に働き方を変えていくことになりました。
おまけ
(「シン・ウエダ雑記」もう一人の執筆者はやし氏がツーショットをあげてくださったので、わたしもあげてみます)(揚げたてコロッケのかほりを味わう図です)(はやし氏、とか言っていますが、先輩です)
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