最も有効な投資

今週は元々、２５日からセブ島に行っている予定でしたが入国禁止となってしまったので、一週間ずっと社内で、ほぼ社員面談に当てていました。

普段いない経営者の方が、予定キャンセルとなって社内におられるという光景がどこでも見られたかと思いますが、私も考えてみれば、一週間ずっと社内にいたなんて、この１０数年なかったのではないかと思います。

全員と面談すると組織の状況がよく分かります。

当然、全員が素晴らしい！という事はないと思いますが、よく伸びたなぁと思う人と、ずっと同じ事を言っていたり、停滞していたりで残念だなあと思う人、よくやっているけど期待からするとレベルを上げてもらわないと、と思う人などが入り混じっているので、それらの割合で組織としてのレベル（位置）を感じるのです。

今回は、この１年以内に入ってもらった中途採用の人を含めて、若手社員の伸びや、それぞれが役割を見い出してくれている点を感じられました。

実はこの中途採用の人というは、募集していなかったり、想定より無理して採ったという人達なのですが、それぞれ期待できる役割を担ってくれる様になり、既に、採用して良かったと思わせてくれています。

我々は、特殊な技術も素晴らしい頭脳も持ち合わせてないですから、一人一人に個性と能力を発揮してもらい、それを結集させていくしかないので、仕事に対しての効率は求めますが、人の配置（採用）においては非効率な展開をしています。

流通の営業会社なのに営業の数は全体の約３分の１、子育て中の女性スタッフも休みやすい布陣をひいていますし、定年後も本人が希望すれば残れるので、現在も７０代の営業もおられますし、以前は自社ビルの２棟を利用していたから二人おられた守衛さんも、１棟使用になった後も二人体制を続けているなど、ハッキリ言えば、売上の割には、人が多すぎる経営をしています。

その上に、更に採用と、既存メンバーにも成長を見越して条件UPもしましたので、今期のこれまでの成績は、人件費が圧迫して厳しい状況です。

増してや、コロナの影響は、今後益々効いてくるでしょう。

しかしそれでも、というより改めて、コロナの問題が落ち着いた時には、間違いなく違う世界が見えてくるでしょうし、その時には、やはり最大の価値を発揮するのは人であり、その資産を生かせているかどうかだと思います。

という事で、我々は来年も新卒採用も行いますし、中途採用も随時行っていくつもりです。

そして、週明けの３０日、３１日は、我々がお薦めの企業８社が参加するオンライン会社説明会を行います。

実は、上記の中途採用メンバーは全て、京都移住計画さんのサイトから応募して来たメンバーなのですが、その京都移住計画さんと、発達障害者の就労支援を行なって来られたエンカレッジさんとの三社で、良い学生さんと良い企業を結び付ける、Beyond Career という事業をはじめます。

そのキックオフも兼ねたこのオンライン企業説明会、ウエダ本社も勿論！最初の３０日１３時～説明しますので、興味ある方は是非、視聴下さい！

まだまだリーマンショックよりも厳しい世界情勢も予想されますので、株を含めて資産は暴落する可能性も大ですが、そういう面では、人への的確な投資は景気に左右される事なく、必ず蓄積されていきます。

この間に、人への投資を始めませんか？