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社長ブログ
2018.01.07
2018年からのミッション
年明け最初の週は一日だけの出勤でしたが、今年も週末ブログ続けていきたいと思います。
今年の大企業TOPの年頭所感では、やはりイノベーションや働き方改革に関する話が多かった様に思います。
又、今月召集される通常国会は、働き方改革国会と位置付けられるとの事で、まずは、時間外労働の時間規制の問題から進んでいく事になるでしょう。
しかし、PDCAで物事を進め、稟議書に時間を要し、失敗するリスクを負えない大企業で、どの様にイノベーションを起こすのでしょう?
時間規制をして、女性、障がい者の雇用の比率を法律などで定めても、個々それぞれの強みを見る目、受け入れる環境や、関係性が無ければ、余計に摩擦を生み出す事になると思います。
それらの流れが悪いと言うつもりはありませんが、本質的な改革をするには、国や大企業ではハッキリ言って無理だと思います。
実は私自身、30歳で独立した理由の大きな要因が、自分がどんな人生にしたいか?を考えた際、海外を転々としながらも仕事をして行ける人生にしたいという事であり、英語もろくにできないのに貿易を行いました。
そんな人生設計から考えての独立であったのに、その後入らざるを得なくなったウエダ本社は、倒産の危機に直面していたのでした。
倒産させない為には、事業を通して社会の役に立つ事を考え、ずっとウエダ本社が関わってきたオフィス(企業)に目を向けると、そこは、管理された如何にも息苦しい環境で、人の個性、やる気、連携など、全く考えられていない様に見えました。
そんな自分自身の背景から、追いかけて来た事は、働くというのは、会社勤めであっても決して人から決められるものではなく、それぞれがそれぞれの状況に応じて自分で決めるものだという事で、その様に選択できる事が一番豊かな事であり、そういう社会に向けていく事こそ、本質的に目指さないといけない働き方改革だという事でした。
2000年からウエダ本社に常勤として関わり、2003年から現体制で少しづつ進めて来た事が昨年あたりから漸く繋がり、社会のニーズにも合致して来ています。
この、ずっと追いかけてきたものを、制度や形式が優先する、世の中の大きな流れにかき消されない様に進めていく事、ハッキリと見えている本質を追いかけて、素晴らしい中小企業の働く環境全般をコーディネートしていく事が、2018年以降のウエダ本社のミッションです。
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