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社長ブログ
2017.08.27
生きること、働くことの本質から
今週は、京都フォーラムの際に、会場で靴磨きを行なっておられた、”革靴を履いた猫”さん、就労移行施設トリムタブカレッジさん、龍谷大学のチームノーマライゼーションの学生さんが来られていました。
この活動は知らなかったのですが、素晴らしい連携で動かれているもので、その一環として、9月4日に龍谷大学でイベントを開催されるのですが、そこでのパネリスト登壇についての説明で来られたのでした。
そもそもは当社の事を知って頂いていた施設の方が依頼に来て頂いていたそうなのですが、京都フォーラムで靴磨きを依頼されて来ていた、革靴を履いた猫のメンバーと会場で会い、そこで初めて、ウエダ本社と京都フォーラム、京都流議定書が繋がったとの事で、これも、素晴らしい想いを持った方々が、京都流議定書で集って頂けているのが体感できて大変嬉しく思いました。
障がいを持った人や、引きこもり経験のある人が、大学内で学生達と一緒にカフェを運営しているそうですが、そこで活動していた卒業生が、障がいを持った人の特性を生かして、靴磨きというビジネスを選んで立ち上げたのが、革靴を履いた猫という会社なのです。
そんな想いで連携し、活動されておられる方々なので、生きること、働くことについての本質がそこにあり、私が考えていた事もお墨付きを得た様で、嬉しくなって時間超過で話し込んでしまいました。
今週は他にも、大変光栄で是非とも!という登壇依頼もあったのですが、その日は、そんな滅多に受けているわけではない講演を名古屋で行う事になっており、残念ながらお断りさせて頂いたのですが、そんなイベント出演という話ばかりではなく、ここ最近は本業でも、京都でかなりシンボルリックな企業さんのオフィスを、全面的にやらせて頂いたり、ご決定頂くケースも増えて来ております。
まだまだ全体では数字に表れる成果にまでは至っていないですが、明らかに、今までにはなかったステージで、新しい局面に入ってきたと言えます。
この一年どころではない、まだ数か月レベルですが、京都流議定書を開催して10年、今の展開に向けては10数年追いかけてきた事が、漸く、線で繋がり出してきた感じがします。
京都流議定書後にお越し頂いたり、ご登壇頂いたりした方からは、10年の継続や、内容評価もさることながら、スタッフの対応に感心してお褒め頂く事が多く、どの様に教育してるのか?という事もよく聞かれます。
まだまだと思いながら、実際まだまだな問題だらけですが、スタッフのホスピタリティーというもの自体は、大きな強みとしていける様に、日々成長してくれていると思います。
B to Bという企業相手、そして、利益を産まないから何とかお金をかけたくないと思われているオフィスの世界で、生きること、働くことの本質を追いかけて、人の特性を生かしてやっていく事が、ビジネス的にも正しいという事を、証明していきたいと思います。
9月から新年度に入りますが、漸く、お声がけ頂ける様になった価値を、本業に組み込んでいける様、デザインしていきたいと思います。
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