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社長ブログ

2015.03.01

目指している経営において、有意義な一週間でした。

今週は、月曜日の知恵の場で、バグジーの久保さんのお話からスタートしました。

年間150回ほどの講演で全国を駆け巡りながら、社員さんやその家族、辞めたスタッフにまで、誕生日には手紙を送ると言われるその数なんと486名。

社員を家族というなら、それ位当然でしょ?とサラっと仰るのですから、社員と一緒に参加している殆どの社長は、下を向くしかないですね。

美容業界でいち早く正社員にしたり、週休二日制にしたり、大晦日も休みにするなども全て、社員を家族だと思う所からの発想なのです。

又、美容業界の人に勉強してもらう為、全国で行なわれている輪読会には3000人が会員となっているそうです。

この知恵の場、東京や九州でも開催されているそうですが、この京都の知恵の場は全く別物で、雰囲気が素晴らしいと、他で参加されている方は必ず仰いますが、これなどは、関西の事務局であるブロックス西川さんのコーディネート力、又、これも人に対しての熱い想いの賜物だと思います。

水曜日には、京都で障がい者雇用に関するセミナーがあり、日本で一番大切にしたい会社の著者である坂本教授が講演されていました。

7000社の素晴らしい企業を訪問しておられるという坂本先生のお話は、実例に基づいたものばかり、しかも今回は障がい者雇用に絞ったお話で、障がい者雇用を何とかしたいという想いだけでスタートされた会社が、沢山の支援者を集め、見事に業績も上げておられる例をいくつも上げておられ、ここでも企業経営の目的は、社員とその家族、仕入先などステークホルダーを大切にすることという話がベースになっていました。

このセミナーには最近コラボさせて頂いている、ル・クロの黒岩さんと一緒に参加していたのですが、この黒岩さんは、坂本教授も一押しされる、人を大事にしたスタイルで展開されるフレンチレストランで、こちらも飲食業では珍しい全員正社員にしておられる企業です。

土曜日には、ビジネスプランコンペedge2015ファイナルに参加していました。

率直な感想で言うと、ちょっと小じんまりしているなと感じたのですが、審査の間に講演された井上英之さんのプレゼンが見事でした。

ソーシャルビジネスという分野では第一人者とも言える井上さんは、30分しかない講演枠で、再度、プレゼンターを全員上げ、自己紹介と何故この活動に及んだのかを1分程で話させたのです。

すると、それぞれ、本番の10分程のプレゼンよりも良く、少なくとも共感が生まれたのでした。

井上さん曰く、プレゼンでその事だけを話ている場合、聞いている側は、左脳で話を分析するだけで、その場合は、足らないから駄目という思考になってしまう。

そうではなく、この人がどんな人でどんな星(夢)を見ているのかを見せると、足らない事がかえって共感、支援を呼び込めるという強みになるという事を、見せて頂いた様でした。

今週会った素晴らしく尊敬できる人々も、皆さん、どんな人がどんな想いで、ハッキリと星を見ていたり、皆に見せている様に思います。

やっぱり、巻き込み、共感力の差だな~と感じさせて頂き、最後に納得までした一週間でした。

しかし、振り返ると、錚々たるメンバーとご一緒させて頂いていて、本当に私は幸せ者だと思います。

いい加減、自社の社員やその家族、ステークホルダーにフィードバックしたいものです。

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