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社長ブログ
2011.01.27
クレームという関係性
今日はうちの対応について、クレームを頂いたお客さんに、お詫びと共に、今後の展開についてのお話で訪問させて頂きました。
サラリーマン的というと語弊があるのかもしれませんが、仕事を作業的に行なっている人にとってはクレームは辛い、嫌なものですが、商売において、お客様との接点、繋がりを強めていく事を考えると、建設的な意見を言って頂ける先は本当に有り難い存在なのです。
ビジネスにおいて、最悪なのは、何も言って頂けず、こちらからすると全く知らない間に関係を切られる事です。
こういう思いを持って頂けるお客さんに対しては、何が問題であったか、それをどの様にして解決するつもりかを話しさせて頂くと、必ずご理解頂けると思いますし、今日のお客様にもよくご理解頂く事ができたと思います。
以前、インド人と商売すると、騙される日本人も多いという話をインド人にした事があります。
その際に聞いたそのインド人の答えは、大変印象的でした。
それは、騙す、騙されるという事は、人間の関係性においては、まだマシだと言うのです。
騙す、騙されるという事は、その二人の間で、関係が成り立っているではないか?と。
人間の関わり合いにおいて、最悪なのは、全く相手にされない事、関係性がない事であるという事でした。
騙されてもマシ??とその時は思いましたが、これって結構、人間の本質から考えると深い話なのかも知れません。
特に、毎年3万人以上の自殺者を出している日本の姿を見ると、このインドで聞いた話が妙に、そうかも知れないと思う様になってくるのです。
今我々が取り組んでいる営業強化も、その基本は、お客さんとの関係性を構築していく事ですから、そういう意味においても、クレームを言って頂けるのも大きな関係であり、最悪なのは、何も言われない関係だと思います。
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