BLOG

社長ブログ

2009.10.06

生かされている

昨日は朝、環境NPOの方が来られ、色々な連携提案を受けました。

活動趣旨は必要だと思われる事ばかりであり、又、たくさんあるNPOの中でも、地に足ついた活動をされておられる様に感じました。

しかし悩むところは、京都流議定書などと大それてやっているもんですから、環境系から、伝統文化系、教育系など各方面から、委員など役の依頼や、入会依頼など、ここの所、又一気に集中してきています。

私は本来、中小企業こそ、自社の存在価値、意義を作る為、社会貢献活動を行なうべきだと思っているのですが、
そういう考えをする所が少ないらしく、色々な話を持ちかけられます。

皆それぞれに素晴らしい事であり、必要な事であり、私なんかに言って来て頂く話は、それなりに私の役割があるのだと思って取り組む様にしているのですが、それぞれに対応していると、収集がつかなくなってきている面があるのが悩みです。

夜には盛和塾京都の勉強会がありました。
平安建材の中村社長が体験発表されていましたが、中村さんは元ワコールで塚本幸一社長の下、広報を担当されておられた経験から、塚本幸一氏から生で聞かれた話もされていました。

ワコール創業者の塚本幸一氏の原点は、第二次世界大戦で、53人のメンバーで生き残ったのは僅か3人という
インパール作戦の生き残りだという事であり、自分が生き残ったのは、生き残って何かをしなさいという天からの使命であるという事にある様です。

社業だけで忙しく、他人の事や社会活動などやっている暇はないと、ずっと言われていた京セラ創業者の稲盛さんを、そんな小さい経営者では駄目だと説得されたのは塚本幸一氏であり、その後の稲盛さんの活動に繋がっていくのです。

そういう事で言うと、その方々と同じに考えるなどトンでもないですが、私も私なりの役割があり、生かされているわけですから、収集つかない中でも、色々やりきっていかないといけないのだと結論づけた一日でした。

Category

Tag