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社長ブログ
2008.03.19
Do you Kyoto? Do you kyotostyle?イベント 山折哲雄氏
今回のイベントでご出演、ご協力頂く方々の横顔について、イベントに向けて綴っていきたいと思います。
まず、第一回目は、5月2日の伝統文化、地域産業の日に基調講演をお願いします、山折哲雄先生です。
今回のイベントでご出演頂く方の共通項は、凄い方なのに、決して権威を振りかざさず、我々にも目線を合わせて頂ける方という事ですが、これは、私自身の、人を尊敬できるかどうかのポイントで、いくら凄いという人でも権威ぶって、偉そうにしている人は、尊敬できません。
京都流のベースは、権威かどうか、格がどうかという事ではなく、真に京都や、文化、伝統産業、そして日本について、自分の私心からではなく、考えておられる方々を支持するというもので、そんな方々ですので、今回のイベントも二つ返事でご協力頂いたのだと思います。
山折先生などはその代表で、あのお立場でありながら、色々な事に対して、寛容に受け入れられる度量を持たれた方だと思います。
以前、先生のご講演で聞いて、深いなあと思った話があります。
それは、先生が”私は京都タワーに上るのが好きでね・・”と仰ったのです。
色々景観で言われる京都タワーがお好き??と思って皆が不思議に思った後、先生は
”京都タワーに上ると京都の景色から京都タワーが消えるのです”と言われました。
思わず、うまいブラックユーモアだなと思ったのですが、続けて”京都タワーに上ると、これだけの人が住む都市で、山に囲まれ、川が街中を流れ、これだけ風光明媚な都市は世界でもここしかないという事に気づかされるのです”と続けられ、思わわず、”深い!”と感嘆の声を上げたくなる様なお話しをされました。
このイベントのご説明に上った際も、Do you Kyoto?の話をご存知なかった様で、環境に取り組まれている人の間でKyotoが動詞的に使われているという説明をさせて頂くと、先生は、”これは今日は勉強になった”とホントに気さくに
仰っておられました。
2日はどんなお話をして頂けるのか?今から楽しみです。
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