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社長ブログ

2007.06.15

掃除に学ぶ会世界大会in台湾

この様な大会が今月2日~3日台湾で開かれたそうです。
私もこの会の存在は知りませんでした。

今まで、断片的にイエローハット創業者の鍵山氏が掃除を通した人間教育を行なわれていたり、門川教育長が小学校でトイレ掃除を行なわれていたり、という事を知ってはいましたが、これらが全てつながっていたとは知りませんでした。

と言うのも、鍵山氏が”日本を美しくする会 掃除に学ぶ会”というものを作られていて、その活動に9年前から関わられていた門川教育長が、児童に掃除を通して心を磨くことを伝えようと作られたのが”便きょう会”という関係であったらしく、その掃除に学ぶ会の第二回世界大会が台湾で開かれ、日本から517名、現地台湾では約13600名、他にも中国、ベトナム、フィリピン、ブラジルからも参加されて開かれたそうです。
門川教育長はこの会で講演もされ、台湾の新聞では大きく採り上げられていたようです。

私が驚いたのは、この世界大会に、日本からもそうですが、皆が自腹で旅費までを出して、掃除をしに行くという事や、この鍵山氏が作られた掃除道的なものが、ほんの10数年の間に世界にも広がっているという事でした。

又、門川教育長が小学校で休みの日にトイレ掃除を自ら率先して行なわれているという事は知っていましたが、それは、小学生達にそういう精神を教えたい為に、TOP自らが模範となる為に行なわれているのだと思っていたのですが、そうではなく、教育長になられる以前から、まずこの掃除道に感銘を受けられ、その素晴らしさを、教職員や保護者、そして子供達にに伝えたいとの事で、この掃除に学ぶ会の傘下に”便きょう会”というものを作られ、休みの土曜日に小学校のトイレ掃除を行なわれていたという事だったのです。
しかもこの鍵山氏の掃除道では、基本的に素手で行なうので、教育長も小学校のトイレを率先して素手で掃除されているのです。

私など比べられるレベルではありませんが、一応同じ組織のTOPとして、とても真似できませんし、ただ敬服するばかりです。

美しい日本と言うのは良いけれど、鍵山氏の様な事でないと、実際は動いていかないと思います。
又、門川教育長に対しても、公的教育に色々な事を持ち込んで問題があると、裁判も起こされたりされていますが、そういう人達は、こんな姿についてはどう言われるのかと思います。
ホンモノの使命感がないととてもここまでの事はできません。
踏ん反りかえっていたり、自分の利益しか考えていないTOPの多い中で、偽善やポーズでは、休みの日に素手で便器掃除なんてできることではないと思います。

色々、ことを興していくには、失敗や問題もあると思いますが、先日も京都流社説で書いてます通り、その人の言動、行動を見て、ホンモノかどうかを見極め、ホンモノを応援していく事が全てを変えていく事に繋がると思います。

私の持論は、”人がやる事に文句があるなら、自分でやれ!自分でできもしないなら、人のやる事に文句言う資格はない”という事です。

ジュニア京都検定も色々問題を言われてますが、間違いは訂正してお詫びしなければならないでしょうが、それはそれとして、その意義自体がおかしいという人はそれに変わる、それ以上の事をやるという事が原則だと思います。

京都流としては、ここまでやられる教育長がおられる京都市教育委員会さんには期待していますし、京都の子供達から日本の子供達の為にも、改めて応援して行きたいと思いました。

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