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社長ブログ
2007.03.13
ドバイレポート④ ホスピタリティー
今回、観光立国を目指しているドバイ視察でしたが、その観光立国の中でも集積した高級ホテルは一番重要なコンテンツである為、視察には外すことができないポイントであり、我々も、国王の会社が経営するジュメイラグループのジュメイラビーチホテルとバージュアルアラブに泊まりました。
ジュメイラビーチホテル
特にバージュアルアラブはドバイのシンボルマークになっている、自称7ツ星ホテルです。
上のポールまでの高さを入れると300メーター強あるホテルですが、部屋は202室しかなく、全室スゥイートというホテルです。
それが年間殆ど満室状態で取れないという、この面でも今のドバイを象徴しているホテルです。
今回我々は運よく泊まれたのですが、JTB曰く多分京都のグループ旅行で泊まったのは我々が初めてではないかという事でした。
ホテル内へはゲートの所からチェックしていて、宿泊客もしくはレストラン予約を持っているゲストでないと中へは入る事ができません。
その為、ホテル入り口の所に居ると、如何にも金持ちそうな人ばかり入って来ます。
ホテル前にはこの様にフェラーリとカウンタックが置かれていましたが、これはレンタカーで1日30万円との事でした。
ちなみに着いた日の夜にはフェラーリは無くなっていました。
その様な意味での雰囲気は良いのですが、インテリア等ではセンスが良いという感覚はあまりありませんでした。
又、ホスピタリティー(おもてなし)という面においても、それだけの超一流という対応ではなく、そういう面では???という感じです。
ましてやこれからまだまだたくさんのホテルが作られ、従業員も急拡大するのに対して、教育はまず追いつかないと思います。
そうなった時に、ドバイは見た目は良いホテル多いけど、高すぎて、中身が無いし・・という事で、バブルが弾けないのか、今から心配です。
そういう意味においても、京都流のおもてなしというものは世界に通用するものだと思いますし、やはり京都検定の理念は日本にとっても重要な価値観であると思いますし、もっと発信していくべきだと思いました。
これはこじつけでもなく、やはり京都を知るには、他を見ないといけないですし、日本を知るには海外の色々な価値観を知らないと駄目だと思います。
京都の人にはこの点が一番欠けている所だと思いますが・・
もっと色々な事はありますが、取り合えずドバイレポートはこれにて完とさせて頂きます。
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