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社長ブログ
2020.01.19
与謝野町の展開
今年の大きなトピックスとしては、セブ島と与謝野町の展開がありますが、与謝野町の物件は今週で手続きが完了しましたのと、私は伊勢神宮に行っていたので行けなかったですが、リーダー中心に、うちのメンバーも物件を見に行っておりましたので、今週はこの与謝野の件についてお話します。
働き方文脈からは、時間と場所を選択できる働き方にしていく事と、ソーシャルキャピタルを生かした地域商社への展開を進めていくにあたって、まずは、自社でそのプロトタイプを作る為に、自然環境豊かな所で、自社からも通える範囲の場所という事で、京都府北部の何処かにサテライトオフィスを出そうと決めたのですが、今からすれば四年近く前でした。
ある時、飯尾醸造の飯尾さんと宮津で一緒になった際、「こちらに出て来ませんか?」と声がけされ、「考えてるよ」と言うと、「マジっすか!」との事から、飯尾さんに相談も乗ってもらい、その後、与謝野町で活躍されている高岡さんや有吉さんを紹介頂いて、与謝野町に絞られていったのですが、後から聞くと飯尾さんは、来る人来る人にそんな声がけをしていたそうです。
この間に厳密にはもう一つの流れがあり、飯尾さんに言われて宮津を候補に考えていた頃、和えるの矢島里佳さんとご一緒する機会があり、その際に矢島さんが同様に与謝野町進出を考えている事が分かり、一緒に見に行って、いきなり山添町長ともミーティングするなど、やはり人的ネットワークの観点で与謝野町に出る事を決めました。(丹後全体の事を考えておられる飯尾さんも了承済みですのでご心配なく(笑))
その後、なかなか物件が決まらず、見つかった物件は暗礁にのったりした中で、素晴らしい物件が翌週競売にかかるという話が入り、それに入札参加したら落札できたという経緯なのですが、落札してみるとこの物件は、當里家(あたりや)さんという、このエリアでは間違いなく一番の料亭で、100名程入れる大広間、元はお茶室であった離れ、地下水をくみ上げ濾過する池も要した庭園など、あまりにも立派なものでした。
何よりも、二年前に廃業されたのですが、オーナーが地域に対して悪い事はしたくないと後始末をしっかりされ、現在も向かいに住んで、毎日窓の開け閉めもされておられたので、傷みが少なく大変綺麗に管理されていました。
そんな想いを持たれたオーナーなので、利回りだけで考える様な所が落札して、地域を潰してしまう様な事になるのを恐れておられたのですが、我々が落札したのを大変喜んで頂いていました。
それだけに我々のサテライトオフィスや地域商社としての活動の拠点だけでは勿体ないと思いますし、できればこの物件の良さを存分に発揮して頂ける、ブライダルや宿泊、もしくはそのままの料亭などを行なって頂ける所があれば、是非、一緒にこの与謝野、丹後エリアの盛り上げを行なっていきたいと思いますので、ご興味ある方はご連絡頂ければと思います。
今週たまたま私は伊勢神宮に行っておりましたが、外宮に祀られる豊受大神が伊勢神宮にお遷りになられるまで、お祀りされていたのが眞名井神社(吉佐宮)であり、与謝野町(与謝郡)という名前もそこから継承されているのですが、同じ日にたまたまリーダー達がその物件を初めて見る為にその地を訪れるというのも、何か出だしから縁起が良い様に感じました。
数年前から動いて、ソーシャルキャピタルの蓄積から与謝野町に導かれ、昨年末に急遽決まって、この大変革を迎える2020年からこの展開を始めるというのは、何か役割に背中を押されている様に感じてなりません。
温存していた訳ではないですが、伊勢で今年初めてひいたおみくじは『大吉』でした。
色々と、”来てます”ね。
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