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社長ブログ
2019.04.21
使命感と自然体
今週は社内でも、出張で行く先々でも話題だらけの一週間でしたので、ハッキリ言って、詳細書けませんので、興味持って頂いている方は、FBも併せて見て頂けると、行動くらいは分かって頂けるかと思います。
今週は出張が長く、その話をベースに書く事にしますが、共通する気づきを考えるとすると、使命感と自然体というところでしょうか。
元々は、以前から参加させて頂いているトップフォーラムという勉強会が福島県で行われるので、木曜日朝から入る予定が、仕入先の代理店会が東京であった為、前日から東京入りして、木曜夜に福島に入る事にしました。
今回のトップフォーラムのゲストは、創業が1790年という大和川酒造店の佐藤彌右衛門会長というより、その会長が3.11の経験から、地域での自立したエネルギー供給を目指して作られた会津電力代表としての、会津、福島から挑戦しておられるお話でした。
折角福島に行くので、福島ひまわり里親プロジェクトの半田さんには連絡はしていたのですが、事務局長を務めておられる方が会津電力の役員でもあったので、半田さんもトップフォーラムのメンバーにも紹介できればと企んでいましたが、主宰の加藤さんのご配慮も頂き、皆さんにご紹介する事ができました。
佐藤さんのお話では、会津の消費電力は、会津の水力だけでも賄えて、それをKw10円で売ると3100億円となり、その金額は、会津のGDPの半分となるそうで、会津電力を成功させる事によって、消費から循環への流れに転換していくという事に強烈な使命感を持っておられるのが分かりました。
半田さんには、以前からずっと一度見て欲しいと言われていたクラロンさんにお連れ頂いたり、勉強会翌日は、予定して頂いていた会津ではなく泊りが郡山だった為、急遽にも関わらずその郡山で、丁度先日カンブリア宮殿に出ておられた柏屋さんや、その技法はもうお一人だけと言われる漆芸技法の折笠兆春さんの工房にもお連れ頂きましたが、この三社(者)から感じたのは、本物の方が持つ透明感というのか、自然体でした。
障がい者雇用、定年延長、女性活躍に向けての育休、産休など、そんな制度からの話でもなく、弱い立場の人も気持ちよく、安心して働ける為にはどうするか?という発想から、延長どころか死ぬまで働けるクラロンさん、当時は一店舗しかなく一か所しかないショーウインドウに、子供の言葉や感性が大事と、子供の詩を飾る事を決められ、以来45年間、子供の詩集を発行し続けておられる柏屋さん、それぞれから聞かれるのは、”だって当たり前でしょ?”という言葉です。
それは、社員に対して、地域に対して、関わる人に対して、皆の幸せを願うのは当たり前ですよね?ってことなのですが、それをそのまま実行され、続けていかれているのですから、ご本人達にとってはシンプルなのでしょうね。
個々についてもっと書きたいですが、又、ことある毎にお話できればと思います。
今週、うちの会社では、レゴシリアスプレイ、キミノテ講演、試写交流会、仲研プロジェクト、発酵食堂カモシカさんとのワークショップと、毎日、イベント、ワークショップが行われていて、スタッフも業務以外に大変だったかと思います。
ただ一方で、これだけ幅広く、色々な事を行なっている会社はそうないと思いますし、こんな状況が面白い!と思えれば、仕事が面白くなってくると思います。
そして、その様に思えるには、働くをデザインする、いい会社をデザインするという事において、その使命感から思えるか、働く人を幸せにしていく為には、こんな事は自然体でやっていけるのか、そんな風に思っていければ、これらに関わったり、参加したりする姿も変わり、上記の様な本物の会社さんに近づいていけるのだと思います。
でも私が90代まで代表でいたら、嫌がられているでしょうし、そこまでに、崩壊してるかもしれません。
私自身が、自然体で居られる様にするには、かなりの人間修行が必要そうです。
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