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社長ブログ
2018.06.09
隔絶された所から
デジタルデトックス?宣言で入った今週は、一部、返信などではSNSも見ておりますが、ほぼ隔絶しており、普段楽しませて頂いている方々のFBなどもほぼ見ておらず、失礼しているかと思います。
テレビは勿論、ネットニュースなども見ていませんので、取り残され感はありますが、一方で、何も入って来ない心地よさもあります。
そんな中、週一ブログだけは、ずっと続けて来ておりますので、この間の唯一の窓口としたいと思います。
今週から、大手も採用活動が解禁となったと言いつつ、多くの学生が就活を終えている、或いは二極化しているという話になっています。
ウエダ本社に関して言えば、今年は二名の採用決め、新卒採用を終了しました。
毎年、厚かましく、まともに採用活動を行なっていませんでしたが、今年は3月のある朝食会で、京都の人気企業の社長さんが、今年の会社説明会は、売り手市場がより強まっているのか、学生が半減しているとお話されていたのを聞き、流石に真面目にやらないといけないか?と、直ぐに我々も会社説明会を行う事にしました。
とは言え、一人や二人しか採用できないのに、沢山来てもらっても申し訳ないのと、本当にうちの会社を目指してくれる人でないと、お互い勿体ないので、そこだけは拘って、一切、就職支援系の会社とは契約せず、又、学校への案内等もせず、SNSでの発信で行いました。
それでも12人の学生さんが集まってくれ、又、その殆どが、我々と価値観を同じくする方々から聞いての事でしたので、我々を目指して来てくれていました。
大変有難い話なのですが、逆にそれが悩ましい所で、選考には大変困りました。
私は基本的には、能力よりもやる気が勝ると思っており、そのやる気も、根性論よりは、自ら湧き出てくるやる気で、それだけに価値観や、方向性を一番重視するのです。
従来は、それで見極めていたのが、今年は決めきれず、最終的には、現場リーダーや、直接一緒に働く事になるメンバーの面接で決まりました。
通常は、担当者から、責任者、そして最終面接が社長というパターンだと思いますが、私は、一にも二にも価値観が合う人という事から、一次、二次と私が面接して、最終面接をスタッフが行うスタイルで、これも、我々が変わっている所だと思います。
という状況でしたので、特に最終面接まで来てもらって、結果、不採用となった人には、大変申し訳なく思いますが、全く差が無く、最終的には、新入社員の場合は、本人の先々の為にも、まずは物売りをしてもらう事にしているので、その想定配属先での適応で決めさせて頂きました。
全く我々の力不足で、我々に絞り込んで来てくれている人を皆採用できないのが、情けないですが、今持っておられる熱意や価値観は大事にしてもらいたいと思いますので、もし、まだブログを見て頂いていれば、皆さんが、最終決められるまで、相談などには乗るつもりでいますので、遠慮なく、言って来て下さい。
そんな中での選りすぐりの二名ですので、これまた通常、我々の規模の企業では、内定を出しても、どうなるか分からないので、ずっと採用活動は継続されるそうですが、我々の場合は、これにて終了させて頂きます。
実際の所、3月の後半にお話を聞いて、二カ月で全て終了した事になりますが、こういう話も、自慢して言っているのではなく、我々の様な小規模な会社には、是非、こういう点を考えて欲しいのです。
弱者には弱者のやり方があります。
そして今や、その弱者のやり方で、強者にも勝つ事ができ、それが世の中を変えていく事に繋がっていくと思います。
地方も同じです。
東京でないとできないのでしょうか?
人が集まる所でないと、店は開けないのでしょうか?
まず、この発想から抜け出す事からだと思います。
私は、まだしばらくの間、隔絶された中で考えて参ります(笑)
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