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社長ブログ
2007.01.30
阪神大震災 被災記⑦
翌日は何も考えず、ぼっと過ごしていたと思います。
相変わらず、テレビではずっと特番をやっていましたが、それをただ見ていたと思います。
そこでは、悲惨な状況、増えていく死傷者という状況の一方で、全国からボランティアで被災地に入ろうとする人々もいました。
体育館等で避難している人々の状況が刻々と変わっていくのが良く分かりました。
初めはおにぎりの差し入れで喜んでいた人達が、おにぎりばかりは嫌だとか、送られて来た服なども合わないから嫌だとか、食事よりも、トイレを何とかして欲しいとか、人間の欲求というのはこういう展開をするのだと思いました。
でも、そんな中他府県の人がボランティアに入っているのに、神戸に居た私は、そこから逃れて、自分も被災したのに、自分は温かい部屋で、コタツに入ってテレビでその被災状況を見ているという事に非常に違和感を感じ、罪悪感も感じる様になりました。
マンションも放ったらかしにしている事もあるし、神戸に戻る事を考え出しました。
つづく。
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