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社長ブログ
2006.06.17
京都五花街合同伝統特別公演
今日は京都伝統伎芸振興財団主催の表題の公演に行ってました。
この公演は今年で13回目らしいのですが、こういう公演がある事自体知りませんでした。
花街もたまには行く機会はあるのですが、これについても今までその何たるやも分かっていませんでしたし、京都を勉強するのに、花街の事も勉強しないとと思い、今年はご案内頂いたので、どんなことをやるのかも知らないまま行って来たわけです。
京都会館で約2時間程、五花街の公演が順番にあり、最後は五花街の舞妓さんが合同
で祇園小唄の舞いを披露されるというものでした。
祇園小唄というのはご存知かと思いますが、一番のスタンダードで、舞妓さんがまず初めに覚えられる舞ですが、これが五花街で全て振りが違うのです。
京都通、花街通の方は当たり前の事なのかも知れませんが、何分無作法な私めは、全く知りませんでした。何度か祇園小唄も見せて頂いた事ありましたが、大体踊りを知っているわけでもないし、見比べられないし、あんなに流派によってそれぞれ違うんだという事は、全く知らず面白かったです。
そんな意味でも五花街が揃って行なわれるなんて、凄い行事だし、今日の出演は芸妓
さん49人舞妓さん22人の総勢71人でしたが、なかなか見ごたえのあるものでした。
ちなみに五花街全体の芸舞妓さんは今年の2月末現在で、芸妓さんが202人、舞妓さんが71人だそうです。
それと驚いたのは、これにも全国から来られているという事です。
ツアーでもかなり組まれている様で、観光客っぽい人も大変多かったです。
こんなのもいつもの話、私も京都人として失格というか、多くの京都人が、他から見ると羨ましく思われる価値に気付いてない証拠ですよね?
ちなみに夕方からウエスティン都ホテルで行なわれた五花街の夕べで、お隣に座らせて頂いた方は、日本人ですが、何と!香港在住の方でした!
それが呉服関係の方でもないのに、若い男性で見事に着物を着こなされている方でした。
この方とも色々話させて頂いて(あ、そういえば京都検定も受けると言われてました
・・という事は、京都検定もついに海外からの受験者もできたわけですね!)楽しかったですが、何かそれも無知な京都人として色々考えさせられた一日でした。
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