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社長ブログ
2011.01.13
伊達直人に見るマスコミのあり方
伊達直人現象が全国に広がっている様です。
ここで急に皆が便乗して?の寄付活動に違和感は覚えるものの、良い事なので、良しとするかと思います。
それと共に、注目すべきは、マスコミの対応と、その効果だと思います。
マスコミが良い事をこれだけ取り上げるという事は珍しく、又、やはりマスコミが取り上げると、乗っかる人が多いのだと改めて思いました。
私は以前から、イジメなどによる子供の自殺問題で、マスコミが取り上げる事を問題視していました。
特にイジメられたりして悔しい思いをしている子供からすると、マスコミが管理していた学校を悪者にし、亡くなった子を可哀相な立場として報道しているのを見ると、イジメていた連中を後悔させてやろうと、自分も・・という気を起すのではないか?と思います。
ですから、そういう悲しいことを減らす為には、あえて、報道しない、スポットを当てないという事が必要だと思います。
勿論、伝えるという事の使命はありますが、悪い事には必要以上のスポットを当てず、良い事を見つけて報道すべきだと思うのです。
年初の賀詞交歓会で門川市長が言われてましたが、京都市は大晦日に大雪が降り、ごみ回収のトラックが立ち往生して、回収をできないという事態に陥りました。
ところが、意識の高い職員の方々が、年末のゴミを年越しさせるわけにはいかないと、内勤の人達も手伝って、何とか深夜までかかり、皆で協力して、年内にギリギリ回収し、積み残しのゴミを出さなかったそうなのです。
こんな素晴らしい話は、マスコミは一切取り上げてくれません。と
おかしな話ですよね。
積み残しがあれば叩くが、うまくやった事は取り上げない。
こんなマスコミのあり方も、社会を悪くする大きな要因だと思っていましたが、今回の伊達直人の現象は、それを証明しているのではないでしょうか?
これからは良い報道に対して、皆も関心を寄せ、マスコミももっと取り上げることによって、良い循環にしていくべきだと思います。
まあその為には、多少違和感のある善意のもありますが、目をつぶって、どんどんやってもらえば良いと思います。
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